サイバーエリアリサーチ株式会社

4.1.6 IPアドレスの流動性/割り当て地域の変更

IPアドレスの変動

IPアドレスは日々変動しています。IPアドレスデータベースの精度を維持するためには、IPアドレスの変動をいち早く発見し、データベースを継続的に更新することが欠かせません。では、そもそもIPアドレスはどうして変動してしまうのでしょうか?

IPアドレスの位置情報が変動する理由

家庭用のIPアドレスの管理を行っているのはISP(インターネットサービスプロバイダ:インターネット接続サービスを提供している企業)です。IPアドレスは基本的に地域単位(市区町村、都道府県など)で管理されているため、IPアドレスに位置情報を付与し、IPアドレスを軸とした位置判定を行うことができるのです。
しかし、地域ごとの利用者は一定ではありません。ある地域でキャンペーンを行った結果、利用者数が急増したとします。利用者数が増えたことで、IPアドレスが不足しそう……こんなとき、ISPはしばしば「IPアドレス数に余裕のある別の地域からIPアドレスを持ってくる」という方法で対処します。

IPアドレスの位置情報が変化する

このように、ISPの割り当て地域変更によって、IPアドレスの使われた位置が変わってしまうという現象が起こります。割り当て地域はあくまで各ISPの管理上のものであるため、検知することは困難です。これにいち早く対処するために、IPアドレス情報の変化を検知し、更新を行うのが「DFLS」という仕組みです。
エンドユーザーの皆様からのフィードバック情報を元に、IPアドレスの割り当ての変更をいち早く発見。調査とデータベースの更新を日次で行い、データベースを常に最新・最善のものに保っています。

まとめ


  • IPアドレスは地域単位で管理されていることが多い。
  • 地域ごとのIPアドレスの過不足に応じて、IPアドレスの割り当て地域が変わることがある。
  • IPアドレスの変動をいち早く検知するために、DFLSという調査の仕組みを取り入れている。

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