サイバーエリアリサーチ株式会社

6.5.5 第三者配信(3PAS: Third-Party Ad Serving)

第三者配信(3PAS: Third-Party Ad Serving)とは

第三者配信(3PAS)とは、「Third Party Ad Serving」、第三者が提供するアドサーバを通じて広告を配信する仕組みのことです。広告主は複数の媒体社に入稿することなく、一括管理を行うことができます。
また、広告配信サーバから広告が掲載されるWebサイトまで一つのシステムで扱うため、媒体間を横断した広告の効果やユーザーの行動を把握することができるようになります。
3PASとその利点

精緻な広告効果の把握

例えば、アトリビューション分析のビュースルーコンバージョン(広告をクリックしなかったが、別の導線で広告主Webサイトを訪問し特定のアクションが発生した数)は、第三者配信で計測できる指標のひとつです。
複数のDSPやアドネットワークを利用するとビュースルーコンバージョンは重複してしまいますが、第三者配信では重複を省くことができます。また、リターゲティングも第三者配信の機能のひとつです。

広告予算の最適化

特定の条件のオーディエンスに広告配信のターゲットを絞りたい場合、個別の媒体を利用すると広告主は媒体ごとに表示回数の上限を設定する必要がありますが、第三者配信であればターゲティングの条件を優先し、複数媒体を合わせた全体での表示回数を設定するだけでターゲティングを実施するこができます。オーディエンスに対する広告予算の最適化が可能になります。

第三者配信による独自のターゲティング

第三者配信のもう一つの強みとして、配信先の媒体が持っていないターゲティング属性を付与できるという点があります。現在、サイバーエリアリサーチが開発している第三者配信を例にあげてみましょう。
弊社の持つIPアドレスベースのターゲティングによって、既存の媒体社や広告配信サービスが付与できない「位置情報」「組織情報」「接続環境」といった属性を付与することが可能です。
現在、組織ターゲティング、気象条件(天気・気温)によるターゲティング、プロバイダ・回線速度のターゲティング、IPアドレスによるエリアターゲティング等の技術を提供する予定となっています。

まとめ


  • 第三者配信とは、第三者が提供するアドサーバを通じて広告を配信する仕組み。
  • 3PASによって、複数のDSPやアドネットワークを横断的に利用し、効果を正確に計測できる。
  • 3PASの中には、配信先の媒体が持たないターゲティング属性を付与できるものがある。

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