株式会社Geolocation Technology(旧サイバーエリアリサーチ株式会社)

2.1.14 ドメインとビジネス

ツバルのドメイン売却

ドメイン名は、国際的なルールのもとで様々な機関によって管理されています(2.1.3 世界のドメインを管理しているのは誰?)。
しかし、あえて取得の制限をしないことでビジネスにつなげている事例もあります。 南太平洋にあるツバル(Tuvalu)という島国には、「.tv」というccTLD(Country Code Top Level Domain・国別コードトップレベルドメイン)が割り振られましたが、その権利を売却することで、国の経済的独立を実現しました。
売却で得た資金の一部を国連の加盟費に当てる他、空港や学校などのインフラ整備にも役立てています。
テレビを連想する「.tv」ドメインは、発展途上であったツバルの経済を豊かにし、日本でもテレビ番組の公式サイトなどに利用されています。
ツバルのドメイン売却

新しいgTLD(Generic Top Level Domain・ジェネリックトップレベルドメイン)

ICANNは、2011年にトップレベルドメインの種類を拡大し、新たなトップドメインの取得を許可することを決定、翌2012年には新たなドメイン名の候補を募集していました。
それまで「.com」「.net」などに限られていたトップレベルドメインが、2013年末から700種類以上の新ドメインとして取得できるようになる予定です(http://jprs.jp/advisory/material/46/2.pdf)。

「.shop」や「.blog」、「.music」など、ビジネスの目的に沿ったドメインを選ぶことが可能になります。期待が高まる反面、よく似たドメイン名が増えて紛争につながる可能性も高く、ブランドの登録商標を守りたい企業にとっては、フィッシングなどへの悪用も懸念されています。ドメインの悪用については、「2.1.16 ドメインの悪用」で詳しく解説いたします。

まとめ


  • 一部の発展途上の国では、ドメインの売却が外貨獲得につながっている。
  • 今後ドメイン名は大幅に増加され、新しいビジネスにつながる可能性がある。

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