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CAR Navigation vol.36 全ユーザへの聞き込み?フィードバックで精度を上げる

広報誌 CAR Navigation vol.36 PDFダウンロードPDFダウンロード(1.2MB)

これまでのCAR Navigationでは、2度にわたり「どうやって調べるか、どうやってデータベースを作るか」という調査の仕組みにフォーカスしてきました。今回はそこから一歩踏み込み、「どうやって品質を保つか」がテーマです。
弊社は14年間に渡りIPアドレス調査を継続しています。なぜなら、データベースを作ったその瞬間にもIPアドレスは変動し、時間が経つにつれ間違いが増え続けていくという無情な現実があるからです。
「なぜ、IPアドレスが変動してしまうのか?」「可能な限り早く変動を検知し、修正するためにどんなことをしているのか?」…調査する側はもちろん、サービスを利用する全ての人に関わる、終わりのない課題についてご紹介します。

サイバーエリアリサーチが行う3通りのIP Geolocation調査とは?

第3回 ユーザへの「聞き込み」が支えるIP Geolocation調査

IPアドレスが変化するってどういうこと?いったい何が起こっているの?

私たちが普段使っているIPアドレスは、ISP(インターネットサービスプロバイダ)から割り当てられます。IPアドレスを使う地域はISP側の操作である日突然変わってしまいます。
 例えば、ある地域でユーザが増え、IPアドレスが足りないとします。ISPの対処法は大きく分けて次の2つです。一つ目が、「足りない地域に在庫(現在インターネット上で使っていないIPアドレス)から新規のIPアドレスを割り当てる」という方法。もう一つが、「IPアドレスに余裕がある別の地域のIPアドレスを足りない地域に割り当てる」という方法です。前者なら判定不能のIPアドレスが出現し、後者であれば使われる場所と判定結果が乖離します。どちらにせよ、早急な再調査とデータベースの更新を行わなければいけません。
 当たり前のことですが、検知できるのはIPアドレスが変化した後になります。IPアドレスデータベースの精度は、「いかに早く変化に気づき、修正するか」という点にかかってくるのです。

ISPの保有するIPアドレスは利用用途や利用地域ごとに区切られて管理されています。
下図ではIPアドレスを区切りを設けた長い線として表現しています。

ある地域で使われるIPアドレスが足りなくなった場合、ISPは保有するIPアドレスの利用用途や利用地域を変更し、足りない地域にIPアドレスを割り当てることで対処します。
下図のような変更が起こると、位置判定の結果と実際の利用状況が乖離してしまいます。

IPアドレスが変動し、位置判定と乖離する

エンドユーザのフィードバックからデータベース更新までの流れ

Audience
今日アクセスしたら、地域判定が違うんだけど…。

IPアドレスの変動は、実際に起こるまでわかりません。発生したときにまっさきに気づくのは、実際に地域判定の結果を目にしているエンドユーザです。
弊社Webサイト上の「IPアドレス判定フォーム」から報告を行う場合と、各サービスから報告を行うフォームを設ける場合があります。

DFLSsupporter
ユーザから報告が届きました。調査してください!

エンドユーザ向けの報告窓口を設け、地域判定の報告を取りまとめる「DFLSサポーター」の方々は、いわばエンドユーザと弊社の架け橋であり、精度向上の「要」です。
長い目で見れば「SURFPOINT™」の質の向上は弊社のお客様全体の利益に繋がります。
一方、報告されたIPアドレスが優先的に調査対象になるため、エンドユーザの要望にいち早く答えられるという点がDFLSサポーターの方々の利点となっています。。

DFLSsupporter
ユーザから報告が届きました。調査してください!

報告を元に変動が疑われるIPアドレスをしらみつぶしに調べ、用途や使われている場所が変化したか、どのように変化しているのかを調べ上げます。
「正確な報告かどうか」「どこまで正確に判定できるか」など、報告したユーザのアクセス環境も考慮しなければいけません。全ての報告に対し、人の目で検証を加えています。
IPアドレスの変動を修正し、日次でデータベースに反映・更新を行います。この作業によって、データベースは常に更新され続け、精度を維持・向上させることができます。

IPアドレスの変化をより速く検知するためには、エンドユーザからのフィードバックが欠かせません。実際の判定結果を目にしているエンドユーザからの報告を受付けることは、言うならば全ユーザへのたゆまぬ「聞き込み」に相当します。寄せられた情報を元にIPアドレスの調査とデータベースへの反映を日次で行うワークフローのことを「Daily Feedback Loop System(DFLS)」と呼んでいます。
DFLSを成り立たせるためには、エンドユーザの声を弊社のNetTracerに届ける企業様(DFLSサポーター)の協力が必要不可欠です。月間利用者1,000万人超という人気Webサイトを始め、数多くのDFLSサポーターの協力の元、エンドユーザの声を受け取り、調査を行っています。

 DFLSサポーター募集のお知らせ

DFLSの仕組みを支えるのは、弊社の判定結果に対するフィードバックにご協力いただける「DFLSサポーター」の方々です。 これまで以上の品質向上には、より多くのフィードバックが必要です。規模に関わらず、様々な企業様のご協力を募集しております。

情報提供にご協力ください

DFLSサポーターの皆様からの情報提供により「SURFPOINT™」の精度が向上し、より高精度・高品質なIPアドレス判定が可能になります。
情報提供をいただいたIPアドレスを優先的に調査・修正しているため、御社サービスのエンドユーザから寄せられた誤判定情報・修正の要望にいち早く対応できます。
リンクを設置して頂くだけのご協力方法もあります。
詳しくは詳細ページをご覧ください。

詳細・お問い合わせはこちら

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次号「広報誌 CAR Navigation vol.37」は2月初旬発行予定です

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